TOEIC L&R試験は、国内の多くの企業が採用や人事評価で重視している資格の一つとして有名ですよね。
就職や転職で英語力をアピールするためには、最低でもTOEICスコア600点が必要といわれているため、600点を最初の目標スコアとしてTOEIC受験対策を始める方も少なくないでしょう。
この記事では、TOEIC600点で求められる英語力や勉強時間、対策のコツについてお伝えします。
後半にはおすすめの勉強法や参考書、TOEIC試験対策のできる英会話スクール・英語コーチングスクールの紹介もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
- TOEIC600点の英語レベルは?
- TOEIC600点は履歴書に書ける?社会で通用するかを検証
- TOEIC600点を取るのに必要な勉強時間は?
- TOEIC600点台を取るための勉強対策は
- TOEIC600点台を取るための勉強法
- TOEIC600点台を取るためのオススメ参考書
- TOEIC600点台を取るためのオススメ英語スクール3選
- TOEIC600点台を取るためのオススメ英語コーチング3選
TOEIC600点の英語レベルは?
では、TOEIC600点を取るには具体的にどれくらいの英語力が必要なのでしょうか。TOEIC受験対策を始める前に、実際にどの程度の難易度なのか把握しておきましょう。自分の目標レベルが明確になり学習のモチベーションを保つことができます。
この記事では、TOEIC600点を目指す方に向けて、TOEIC600点のレベルや受験対策をご紹介します。
TOEIC600点は受験者の平均スコア
TOEIC受験者の平均スコアは、600点前後です。直近のTOEIC試験2回の平均スコアは、以下の通りです。
試験実施日 | リスニングセクション | リーディングセクション | 合計 |
---|---|---|---|
2022年11月20日(午後) | 328.6 | 266.2 | 594.8 |
2022年10月2日(午後) | 335.1 | 279.0 | 614.1 |
[出典]TOEIC公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧:https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr/data_avelist.html
受験者数や試験問題によってスコアに多少幅があるものの、TOEICの受験者の平均スコアはおおよそ600点といえます。平均点が600点となると、高く感じるかもしれませんが、TOEIC受験者には、日々英語を学習している人や、ビジネスで英語を使う人も含まれているため、当然スコアは高くなります。
英検だと2級相当
TOEIC600点は、英検2級に相当するといわれています。
文部科学省の資料「資料7 英語の資格・検定試験に関する基礎資料」では、TOEIC L&R試験550点以上が英検2級レベルとされています。英検2級は高校卒業程度といわれているので、TOEIC600点も高校卒業レベルと考えてよいでしょう。
ただし、英検2級では、TOEIC L&R試験では問われないスピーキングとライティング技能が問われますし、TOEICは英検とは違ってビジネス現場に特化した試験です。英検2級とTOEICはまったく異なる試験であり、単純に比較することはできません。あくまでも目安として考えてください。
TOEIC600点に必要な単語量は5,000語くらい
TOEIC600点突破に必要な単語量は約5,000語とされています。5,000語と聞いても、どれくらいのレベルか具体的にイメージがわきにくいですよね。膨大な数のように感じる人もいるかもしれませんが、実は5,000語はおおよそ高校卒業レベルの学習単語数と同等ぐらいです。
文部科学省が公開している高校の学習指導要領によると、高校で学習する単語数は1,800~2,500語であり、中学卒業レベルの単語数2,200~2,500語と合計すると、高校卒業時点で合計約4000~5,000語を習得することになります。
[出典]【外国語編 英語編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説(https://www.mext.go.jp/content/1407073_09_1_2.pdf)
TOEIC600点台の実力を持つ学生がいる大学はMARCH〜上智レベル(程度)
TOEIC600点台の実力を持つ学生がいるのは、どのようなレベルの大学なのでしょうか。
残念ながら大学合格者別のTOEICスコアデータは公開されていないため、正確な情報はわかりません。
しかし、TOEIC600点と同等レベルとされる英検2級を取得すると、大学受験で英語試験が免除されたり、英語の試験結果に一定の点数が加算される制度がある大学があります。
MARCHと呼ばれる東京の難関私立大学5校や上智大学では、英検2級取得により大学入試試験が有利になります。(受験学部・受験方式によって異なります)。このことから、少なくともこれらの大学では、TOEIC600点台の実力をもつ学生が集まっているといえます。
TOEIC600点は履歴書に書ける?社会で通用するかを検証
では、TOEIC600点は社会でどの程度通用するのでしょうか。
TOEICを運営している「TOEIC英語活用実態調査2019(企業・団体)」では、採用時に企業が採用要件・参考にしているスコアは新卒採用で545点、英語を使用する 部署の中途採用で620点となっています。
海外部門など英語を使った仕事がメインである社員には600点以上のスコアが求められますが、大多数の企業にとっては、600点以上のスコアがあれば、ビジネス英語力を評価してもらえるでしょう。
TOEIC600点は履歴書に書ける!
前述の通り、TOEIC600点は多くの企業で採用・参考要件であるため、履歴書に記載できるスコアといえます。平均以上のビジネス英語力があるという目安になります。
ただし、海外クライアントとの会議での英語でのやり取りや、英語アジェンダの作成など高度な英語力が要求される業務をするような職場では、600点では少々不足している印象を与えるかもしれません。
このような業務が発生する業界を目指す人は730点以上を目安にしましょう。英語に関して即戦力であることをアピールできます。
TOEIC600点の人材を募集している職種・会社は大手にも多い
TOEICは、新卒採用・中途採用の要件または参考として活用されており、IIBC(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)の「英語活用実態調査2019」によれば、新卒採用については49.%、中途採用においては53.8%がTOEICスコアを要件・参考としています。
そのなかでも平均点である600点レベルが新卒や中途採用の採用条件になっている場合が多いです。
TOEIC600点があると大学入試や就職で有利
TOEIC600点を取得すると、就職だけでなく大学入試にも有利に働く場合があります。
TOEICや英検などの英語の検定試験(外部検定)のスコアや成績を出願資格としたり、得点化して大学入試の合否判定に活用する大学が増えているのです。
求められる検定試験やスコアレベルは入試難易度にもよりますが、TOEIC L&R600点を基準スコアとして大学入試試験に活用しているケースもあるので、大学受験にTOEICスコアを活かしたい人は、志望校の募集要項をしっかり調べましょう。
出典:TOEIC® Program 大学入学試験における活用状況【2022年度】(https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/univ_research.html)
TOEIC600点があると公務員採用試験でも認められる
TOEICスコアは、公務員採用試験における英語試験でも有利になります。行政の国際化が進んでいるので、外務省だけではなくさまざまな省庁で英語力が重要になってきていることが背景にあるようです。
国家公務員採用総合職試験では、最終合格者決定の際に、TOEIC600点以上で15点、730点以上で25点が総得点に加算されます。
また、国家公務員だけではなく、自治体職員・警察官採用試験においても、全国で約7割の都道府県の採用試験でTOEICスコアが活用されているのです。都道府県によって加点対象のTOEICスコアや試験が異なります。
TOEIC600点を取るのに必要な勉強時間は?
TOEIC600点を取るのに必要な勉強時間は、当然ですが個人の英語力によって大きく異なります。留学経験がある人は、リスニング力が高かったり、さまざまな要素によって変わってきます。効率的な学習で学習時間を短縮することもできます。
TOEIC500点から600点に達するのに必要な勉強時間は約2〜300時間
一般的に500点から600点にスコアアップするためには、2~300時間の勉強時間が必要だといわれています。1日3時間で2~3ヶ月、1日2時間で3~5ヶ月継続して勉強するイメージです。
ただ、積算勉強時間を目標にしてしまうと、質より量の勉強になってしまいがち。勉強時間はあくまでも目安にすぎません。勉強時間の確保が必要不可欠であることは間違いありませんが、効率的に学習すれば、もっと少ない時間でスコアアップできるでしょう。
TOEIC600点を取りたいなら1日1.5~2時間勉強する覚悟を
600点を突破したいなら、最低でも1日1.5〜2時間の英語学習を習慣にしましょう。また、学習時間を作るために他の予定を減らすことも大切です。1日のスケジュールを見直して、現実的に学習に充てることができる時間を見つけましょう。
毎日一定量の学習をすることで、学習内容を記憶に定着させることができます。学習時間が少ないと、せっかく覚えた単語が長期記憶に定着しにくく忘れてしまいます。
英語学習が習慣化できたら、学習時間を少しずつ長くするとよいでしょう。もちろん闇雲に学習時間を増やせばTOEICスコアが上がるわけではありません。
大卒社会人がTOEIC600点を取るための勉強法
社会人にとって、勉強時間を捻出するのは難しいもの。毎日机に座って学習する時間が作れない人は、ふと生まれたスキマ時間を有効活用しましょう。
例えば、駅のホームで電車を待つ5分、寝る前の10分などちょっとしたスキマ時間を活用すればしてみてはいかがでしょうか。人によっては1日1時間は捻出できそうです。
忙しい人にはTOEIC対策のスマホアプリがおすすめ。スマホがあれば、どこでも学習することができます。アプリの多くは、学習ログを記録してくれるので、学習進捗を確認しながら効率的に学べますよ。仕事の休憩時間やお昼休みの5~10分を活用しましょう。
学生がTOEIC600点を取るための勉強法
学生であれば、社会人に比べて勉強時間が確保しやすいので、学生のうちにTOEICスコアを伸ばしておくと後で必ず役立つはずです。
大学生であれば、学校やアルバイトとの両立が必要でしょう。例えば、大学の講義と講義の間に空きコマがあれば、図書館に行ってTOEIC学習時間に充てることもできますよね。これだけで講義1コマ分(90分)の学習時間を確保できます。
またTOEICスコアを就活に活かしたいのであれば、就活シーズン直前に学習を開始すると手遅れになってしまいます。前述の通り、TOEICスコアアップには数か月の学習が必要であるため、学習開始は早ければ早いほどよいでしょう。
TOEIC600点台を取るための勉強対策は
前述の通り、500点から600点にスコアアップするためには、一般的に2~300時間の地道な学習が必要です。TOEICの受験対策の大前提として、毎日の英語学習を習慣にすることが大切。1日2~3時間の学習時間が確保できない人は、短時間でもいいので毎日継続して英語学習をするようにしてください。
TOEIC600点の正答率は約70%、65%はほしいところ
600点を取るためには、正答率が少なくとも65%である必要があります。問題の難易度によって必要な正答率は前後しますので、70%の正答率を目標にしたほうがよいでしょう。
TOEICは、リスニングとリーディングセクションに分かれています。それぞれ100問ずつ出題され、合わると200問になります。
具体的なスコアの計算方法は公開されていませんが、公式問題集のスコア換算表を使うと予想スコアを算出することができます。
リスニングとリーディングで必要な点数と対策
TOEICの問題はPart1~7に分かれており、Part1~4までがリスニングセクション、Part5~7までがリーディングセクションです。それぞれのセクションで63~65問正解すれば、600点以上に到達すると予想できます。
TOEICテストの構成と配点は次の通りです。
セクション | パート | 問題数 | 配点 |
---|---|---|---|
リスニング | Part1 | 6 | 495点 |
Part2 | 25 | ||
Part3 | 39 | ||
Part4 | 30 | ||
リーディング | Part5 | 30 | 495点 |
Part6 | 16 | ||
Part7 | 1つの文書:29 複数の文書:25 |
リスニングは300点から350点を取る必要がある
リスニングセクションでは、300~350点取る必要があります。リスニングセクションは495点満点ですので、7割以上正解する必要があります。
過去のデータの傾向をみると、リーディングよりもリスニングの方が平均点が高いので、リスニングの方が点数が取りやすいといえるでしょう。必ずしも両方のセクションでバランスよく得点を取る必要はなく、得意なセクションで点数を多く稼ぐ方法でもよいでしょう。
Part1(写真描写問題)とPart2(応答問題)は、短い英文が1文ずつ読み上げられるので、聞き取りやすい問題です。確実に得点源にできるようにしましょう。正解しやすいパートを重点的に学習し、確実に正解できるようにすることがスコアアップの近道です。
リーディングは370点から275点を取る必要がある
リーディングセクションでは、270~275点を目標にしたいところです。495点満点中5~6割以上正解する必要があります。
リーディングセクションには、文法や英単語などの基礎力が不可欠です。リスニングセクションでスコアを稼いで600点に到達しても、リーディングセクションのスコアが極端に低いと、600点よりさらに上のスコアを目指す場合にスコアが伸び悩むかもしれません。基礎的な文法や語彙力が足りていないのであればしっかり弱点を克服しましょう。
最も難しいのは最後のPart7といわれています。Part7まで解けずに試験時間が終了してしまう人も多いのです。その分、得点が取りやすい他のパートで確実に正解できるようにしましょう。
TOEIC600点台を取るための勉強法
得点が取りやすいパートを重点的に学習することがスコアアップにつながります。
リーディングよりリスニングセクションの方が単語レベルが低いため、リスニングセクションの方が学習効果が高いので優先的に学習するのがおすすめです。
文法の基礎をしっかり固める
TOEIC600点を取るには、基礎文法力が不可欠です。
Part5(短文穴埋め問題)では、30問中半分が文法問題であり、出題範囲はほぼ決まっているのです。必ず出題される問題を優先的に学習し正答率をあげましょう。具体的にはPart5で出題されるパターンには以下のようなものがあります。
●品詞問題(名詞・動詞・形容詞・副詞の使い方)
●動詞の活用形の問題(時制・能動/受動態・不定詞・動名詞)
●代名詞問題(主格や所有格の正しい活用)
●接続詞・前置詞問題(because、during、due toなど)
英会話をコピーしながら長文聞き取りに慣れる
リスニングセクションの音声スピードについていけないという悩みがある人も多いのではないでしょうか。スピードについていけないと感じるのは、英語の発音とリズムがわからないからなのです。
リスニング力を高めるためには、話している通りに練習をすることが大切。音声を真似て音読する練習を取り入れましょう。参考書のリスニング問題を使って、以下のような音読トレーニングを行うと効果的ですよ。
●リピート(英文を見ながら音声に続けて真似して音読)
●オーバーラッピング(英文を見ながら音声と同時に音読)
●シャドーリーディング(英文を見ずに音声のあとに音読)
英語長文の多読に取り組む
リーディングパートの英語の長文に対して苦手意識がある人も多いはず。一つの対策方法として、英文多読があります。
挫折しないためにも、スラスラ読めるくらいのレベルの英文を選ぶことが大切です。また文の長さも短い英文から学習し、徐々に長い英文の多読に取り組みましょう。
多読をすることで英語の長文を読むことに慣れれば、Part7のような英文量に対して苦手意識がなくなります。また、英文を読むスピードが上がれば、TOEICのリーディングパートの解答時間に余裕が生まれるでしょう。
スピード感を持って解けるよう実践的に対策する
TOEICは、リスニングセクションが45分間、リーディングセクションが75分の合計120分で200問の問題が出題されます。
リスニングセクションは、音声と共に問題を解くので、特に時間配分を考える必要がありませんが、リーディングセクションの場合、時間配分を適切に行うことがスコアアップの秘訣となります。
リーディングセクションでは、100問をたったの75分で解かなければなりません。時間配分を意識せずに解くと、時間が足りないでしょう。解答に最も時間がかかるといわれるPart7になるべく多く時間を残す場合、リーディングセクションの理想的な時間配分は以下のようなイメージになります。
設問番号 | 解答時間(理想) |
---|---|
Part5 30問 | 10分 |
Part6 16問 | 10分 |
Part7 54問 | 55分 |
Part5の30問を10分で解く場合、1問あたり20秒で解かなければいけません。
「1問あたり20秒で解くなんてムリ!」と思った人もいるでしょう。600点レベルであればこのような理想的な時間配分でなくても達成可能です。
ただし、日頃から上記の理想の時間配分を意識して、時間を測りながら参考書の問題を解くことをおすすめします。
できない問題は切り捨てる訓練で実地に備える
試験中、できない問題に時間を割かないようにしましょう。わからない問題に悩んで時間を使ってしまうと、本来解けるはずの問題に解答する時間がなくなってしまいます。
「わからない!」と思ったら、潔くあきらめることも必要。悩まずに解答用紙に適当にマークし、次の問題へ進みましょう。
TOEIC600点台を取るためのオススメ参考書
書店のTOEICコーナーに行くと、数十冊もの参考書が並んでおり、どれを選べばよいかわからない人も多いのではないでしょうか。ここではTOEIC600点突破のための参考書をご紹介します。
参考書はレベルに合わせ、やさしめ・ニガテ対策を意識して選ぶ
参考書を選ぶ際に一番大切なのは、自分の今の英語力と目標スコアに合った参考書を選ぶことです。
例えば、目標スコアが600点でも、今の英語力が400点レベルの場合、いきなり600点向けの教材を使っても難しくて挫折してしまうかもしれません。
またリスニング、文法、長文読解などカテゴリによって参考書を選ぶ場合は、自分の得意・不得意に合わせて、参考書のレベルを調節しましょう。例えば、今の英語力が400点レベルで、不得意なリスニングの参考書を選ぶ場合、目標スコアが600点であっても、400点レベルに近い初心者向けの参考書を選んだほうがよいかもしれません。
TOEIC600点台を取りたい人のためのおすすめリスニング参考書2冊
TOEIC(R)テスト リスニング プラチナ講義 定価2,090円
本書は、はじめてTOEICを受験する人から900点突破を目指す上級者まですべてのTOEIC学習者に対応しています。リスニングセクションに出てくる頻出語句や表現やTOEIC特有の解答のコツを効率よく学習できます。
新形式問題対応 改訂版 CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング) 定価1,870円
新形式問題対応 改訂版 CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)
スタディサプリENGLISHの講師を務める関正夫氏のリスニングセクションの教材。ほとんどのリスニング教材の解説は、読者が英語を聞き取れることを前提にして作られていますが、本書は、「そもそもどうすれば聞き取れるようになるか」について解説されているので、初心者から800点レベルまで幅広く対応しています。スコアアップのためのテクニックが満載なので、TOEIC試験まで時間がない人にもおすすめの教材です。
新形式問題対応 改訂版 CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)
TOEIC600点台を取りたい人のためのおすすめ文法参考書2冊
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 定価2,530円
TOEICの定番参考書である「金のフレーズ」や「銀のフレーズ」と同じ著書であるTEX加藤氏が手がけた参考書です。Part5の文法問題を1,049問も収録しており、Part5を徹底的に攻略したい人におすすめの問題集。スコアレベルも500~900点台までとほぼすべてのレベルに対応しています。
世界一わかりやすい英文法の授業 定価1,650円
スタディサプリの人気英語講師である関正夫先生の参考書です。英文法を丸暗記するのではなく、本質をとらえた納得できる説明で解説してくれています。TOEICに特化した参考書ではありませんが、文法の基礎力を補いたい人、学生の頃文法が苦手であった人には最適です。。
TOEIC600点台を取りたい人のためのおすすめ単語参考書2冊
【音声DL付】キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 600 定価1,760円
音声DL付】キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 600
TOEICの試験や公式問題や模擬試験データから最新のコーパスを元に単語と熟語が収録されています。音楽のリズムに乗せて単語の学習ができる「チャンツ」が特徴的です。
音声DL付】キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 600
TOEICの試験や公式問題や模擬試験データから最新のコーパスを元に単語と熟語が収録されています。音楽のリズムに乗せて単語の学習ができる「チャンツ」が特徴的です。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ) 定価979円
TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
TOEICの本試験で実際に出題された1,000語が収録されており、基礎400語、頻出300語、必須200語、発展100語とカテゴリで分かれています。著者は、8年間で80回TOEICを受験し、出題された単語をまとめて書籍化したのが本書。TOEICに特化した信頼性のある書籍です。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
TOEIC600点台を取りたい人のための模試問題集2冊
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9 定価3,300円
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9
2022年10月に発売された最新版の公式問題集。 ETSがTOEIC本試験と同じプロセスで作成したものです。リーディングパートの時間配分や本番形式に慣れるには、やはり公式問題集が一番おすすめ。収録されているリスニング音声も本試験の公式スピーカーによるものです。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9
【別冊模試・CD-ROM・音声DL付】はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略 定価1980円
【別冊模試・CD-ROM・音声DL付】はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略
パート別にテスト形式に慣れて攻略法を学べる総合学習指南書。バランスよく初心者に必要な知識がちりばめられており、初めてTOEICを受験する人にもおすすめです。なぜその選択肢が不正解なのかまで詳細に解説されています。
【別冊模試・CD-ROM・音声DL付】はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略
TOEIC600点台を取るためのオススメ英語スクール3選
市販の参考書を使って独学で勉強するのが苦手な人は、英会話スクールを検討してみましょう。英会話スクールの中でも、TOEIC対策の専門コースを開設しているスクールがおすすめです。
TOEIC600点台を取るための英語スクールの選び方
TOEIC対策コースを開設している英会話スクールも数多くあります。次のポイントをおさえて自分に合ったスクールを選びましょう。
●予算
●目標スコアや自分の英語力に合っているか
●目標スコアを達成できる受講期間であるか
●レッスン形態(通学グループレッスン、個人レッスン、オンラインレッスン)
●受講開始後の保証内容(受講開始から30日以内なら返金するサービスなど)
英会話AEONのTOEIC® L&R テスト対策コース
英会話AEONのTOEIC® L&R テスト対策コースでは、講師全員がTOEIC950点以上のハイスコアを取得。受講者がつまづく学習ポイントについても熟知しているため、受講者の視点に立ったアドバイスをしてくれます。また教材も市販品ではなく、出題傾向を徹底的に分析したAEONのオリジナル教材が魅力です。
コース名 | TOEIC® L&R テスト対策コース |
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受講料 | 14,250円(税込)/月 |
特徴 | ・週1回50分のクラス ・担任制 ・目標スコア別に3つのクラス(500点、600点、700点)あり ※2022/1/14時点 |
NOVAのTOEIC対策コース
NOVAのTOEIC対策コースは通学型ではなく、Zoomによるオンラインレッスン。毎日レッスンが配信されているので、自分の都合に合わせて好きなレッスンを予約するシステムになっています。通信講座ではなく、リアルタイムの授業なので講師と受講生双方向のやり取りも可能です。
コース名 | TOEIC対策コース |
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受講料 | 受け放題プラン 1コース(最大180レッスン受講可能):44,000円(税込)/3ヶ月 3コース(最大540レッスン受講可能)66,000円(税込)/3ヶ月 都度プラン 2,750円(税込) |
特徴 | ・受け放題プランの場合、日本人講師によるTOEIC攻略法の解説動画つき ・目標スコア別に3つのクラス(600点、700点、800点)あり ※2022/1/14時点 |
シェーン英会話のTOEIC対策コース
シェーン英会話のTOEIC対策コースは、個人レッスンのみです。グループレッスンだと他の生徒の目が気になる人や、自分のペースで学習したい人におすすめです。
レベルは、初級(目標スコア300点~)、中級(450点~)、上級(650点~)の3つに分かれており、TOEIC初心者レベルの人でも受講しやすいレベルがそろっています。シェーン英会話レッスンは基本的にネイティブ講師によるレッスンですが、TOEIC対策コースは、日本人講師によるレッスンも選択できます。
コース名 | TOEIC® L&R テスト対策コース |
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受講料 | ネイティブ講師による個人レッスン 29,700円(税込)/月 日本人講師による個人レッスン 26,400円(税込)/月 ※別途入会金やスクール管理費が必要 |
特徴 | ・平日15時までにレッスン開始するコースは割引料金で受講可能 ・すべて個人レッスン ・日本人講師またはネイティブ講師を選べる ※2022/1/14時点 |
TOEIC600点台を取るためのオススメ英語コーチング3選
短期間でTOEIC600点台を取りたいなら、コーチングスクールに通うのも一つの方法です。受講料は、英会話スクールより高額である場合が多いですが、専属コーチが受講生に合った学習カリキュラムを立ててくれるので、何を勉強したらよいかわからない人におすすめです。
TOEIC600点台を取るための英語コーチングの選び方
専属コーチによるサポートが徹底している英語コーチングスクールを選びましょう。短期間でのスコアアップのためには、受講生にあった学習カリキュラムが不可欠です。
多くのコーチングスクールでは、スクール入会時に英語テストやカウンセリングを行い、その結果をもとに受講生に合ったオリジナルのカリキュラムを作ってくれます。
また、TOEICのスコアアップの実績があるスクールを選ぶのもポイント。TOEICコースが開講されているスクールを選びましょう。
トライズTOEIC対策プログラム
トライズは、数あるコーチングスクールの中でも大手のスクールです。トライズの英語上達法は、1年間の英語学習時間を1,000時間、3時間/日とハードな目標を掲げているのにも関わらず、継続91.7%の挫折しにくい英語コーチングとして注目を集めています。
それだけ専属コーチの日々のサポートが徹底していることが伺えます。
TOEIC対策プログラムでは、2ヶ月間の集中コース。レッスンを欠席せず、週20時間以上の学習を実施しているのにも関わらず目標のスコアに到達できない場合は、受講期間を1か月無料で延長することができます。
コース名 | TOEIC対策プログラム |
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受講料 | 481,338円/2ヶ月 |
特徴 | ・1,000時間の継続学習メソッドは、最短距離で目標の英語力に到達できる ・オーダーメイドカリキュラムでレベルに合わせたレッスンができる ・保証制度あり。全額返金保証、途中解約保証がある |
RIZAP ENGLISH TOEIC® L&Rスコアアップコース
RIZAP ENGLISHは、プライベートのトレーニングジムでおなじみのライザップが経営する英語コーチングスクールです。
TOEIC® L&R TESTスコアアップコースでは、なんと最短2ヶ月で最大361点のスコアアップの実績があります。目標スコアから逆算して、伸ばすべきスキルや、苦手なパートを集中的にトレーニングすることで最短でスコアアップを目指すことができます。
仕事が忙しく、スクールへの通学が難しい人向けに、対面レッスンと同じ高品質なオンラインレッスンも開講中。また、初回レッスンから30日以内であれば全額返金保証制度が利用できるので安心です。
コース名 | TOEIC® L&Rスコアアップ |
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受講料(税込) | 16回:437,800円 24回:580,800円(教育訓練給付金制度対象) 32 回:723,800円(同) |
特徴 | ・目標から逆算して伸ばすべきスキルを分析してくれる ・対策BOOKでの基礎力養成に加え、解法テクニックからタイムマネジメント方法までTOEIC® L&R TEST 受験を徹底サポート ・高得点レベルの英語力をもち、弊厳しい研修に合格したトレーナーが担当 |